いくつ読める?動物の難読漢字
動物園や水族館でおなじみの生き物も、漢字で書くと難問に早変わり。漢字の由来を知って楽しめる10問に挑戦しよう!
ご存知でしたか?
- 「海豹」は「あざらし」、「海驢」は「あしか」と読みます。海にすむ動物には「海」の字を使った漢字が多く、海の豚、海の月など、陸の生き物にたとえた名前がたくさんあります。
- 「洗熊」は「あらいぐま」と読みます。前足で食べ物を水の中でこするような仕草が、洗っているように見えることから名付けられました。
- 「獺」は「かわうそ」と読みます。昔話や伝説にもたびたび登場し、人を化かす動物として語られることもありました。現在、日本の野生のカワウソは絶滅したとされています。
動物の名前と漢字
動物の名前には、見た目や暮らし方を表す漢字が当てられているものが多くあります。河馬は「川の馬」、海豚は「海の豚」、栗鼠は「栗を食べるねずみ」というように、漢字の意味を知ると、昔の人が動物をどのように見ていたかが分かって面白いものです。
見た目から付けた名前
海月(くらげ)は、海に浮かぶ姿が月のように見えることから名付けられました。動物の見た目を身近なものにたとえる発想は、日本語の漢字表記の大きな魅力です。
暮らし方から付けた名前
土竜(もぐら)は土の中を進む様子から、栗鼠(りす)は好んで食べるものから漢字が当てられています。動物の生態を知っていると、漢字の意味がすんなり理解できます。
伝説の生き物
麒麟(きりん)は、もともと中国の伝説に登場する想像上の生き物の名前でした。首の長い動物が中国に伝わった際に、伝説の麒麟になぞらえられたといわれています。
縁起のよい動物
蝙蝠(こうもり)は、中国語で「福」と同じ音を持つことから、幸運の象徴とされてきました。日本の着物や工芸品にも、蝙蝠の模様が縁起物として使われることがあります。
日本の天然記念物
羚羊(かもしか)のニホンカモシカは、日本にすむ貴重な動物として国の特別天然記念物に指定されています。山地の岩場を身軽に移動する姿で知られています。
読み方が同じ漢字
同じ動物でも、複数の漢字表記を持つものがあります。くらげは「海月」とも「水母」とも書きます。表記の違いを知ると、漢字の世界の広がりを感じられます。
動物園で楽しむ
動物園や水族館の案内板では、動物の名前がカタカナで書かれることがほとんどです。漢字での書き方を知っていると、動物の特徴や名前の由来を思い浮かべながら見学を楽しめます。
漢字で広がる動物の世界
動物の漢字を知ると、図鑑や物語を読むときの楽しみが広がります。昔の人が動物をどのように観察し、どんな特徴に注目して名前を付けたのかを想像しながら漢字を眺めると、見慣れた動物にも新しい発見があるはずです。家族や友だちと、読めるかどうかを出し合って遊ぶのもおすすめです。