いくつ読める?魚へんの難読漢字
寿司屋の湯のみでおなじみの魚へんの漢字。身近な魚なのに、漢字になると意外と読めないものばかりです。やさしい問題から難問まで、10問に挑戦しよう!
ご存知でしたか?
- 魚へんに「冬」と書くと「鮗(このしろ)」と読みます。冬においしくなる魚とされ、寿司ネタの「こはだ」はこのしろの若い魚です。
- 河豚は「ふぐ」と読みます。怒るとお腹をふくらませる姿が豚に似ていること、川にもすむことから、この字が当てられたといわれています。
- 魚へんに「豊」と書くと「鱧(はも)」と読みます。京都の夏を代表する味として知られ、細かい骨を切る「骨切り」という技で調理されます。
魚へんの漢字の楽しみ
魚へんの漢字には、魚の特徴や旬の季節が込められているものがたくさんあります。寿司屋の大きな湯のみにずらりと並んだ漢字は、日本人にとってなじみ深い光景です。漢字の成り立ちを知ると、ただ難しいだけでなく、昔の人の観察眼やユーモアが見えてきます。
季節を表す魚の漢字
鰆(さわら)の「春」、鱈(たら)の「雪」、鮗(このしろ)の「冬」のように、旬の季節を表す字が入った魚の漢字があります。魚がよく獲れる季節を漢字で表すことで、人々の暮らしと季節の結びつきが伝わってきます。
性質を表す魚の漢字
鰯(いわし)の「弱」、鰹(かつお)の「堅」のように、魚の性質や加工品の特徴を表す字もあります。鰯は傷みやすく、鰹は鰹節にすると非常に堅くなることから、こうした漢字が当てられたといわれています。
日本で作られた漢字
魚へんの漢字には、中国から伝わったものだけでなく、日本で作られた「国字」も多く含まれています。鰯や鱈などは、日本で生まれた漢字とされています。魚をよく食べる日本ならではの文化が表れています。
熟字訓の魚
秋刀魚(さんま)や河豚(ふぐ)のように、漢字一字ずつの読みではなく、言葉全体に読みを当てたものを「熟字訓」といいます。漢字の意味から魚の姿や特徴を想像できるのが、熟字訓の面白いところです。
寿司屋の湯のみ
寿司屋でよく見かける、魚へんの漢字がびっしり書かれた湯のみは、日本のお土産としても人気があります。すべて読めたら「漢字通」を名乗れるかもしれません。
出世魚
ブリのように、成長するにつれて呼び名が変わる魚を「出世魚」といいます。地域によって呼び名が異なり、関東と関西で名前が違うこともあります。魚の名前の豊かさも日本語の魅力です。
読めると楽しい
難読漢字は、読めるようになると日常のちょっとした場面で役立ちます。料理店のお品書きやスーパーの鮮魚売り場で見かけたときに読めると、食事の時間がもっと楽しくなるでしょう。旬の魚を漢字で覚えておくと、季節ごとの食の楽しみもいっそう深まります。