いくつ読める?野菜・果物の漢字
毎日の食卓に並ぶ野菜や果物も、漢字で書くと意外と読めないもの。由来を知るともっと楽しくなる10問に挑戦しよう!
ご存知でしたか?
- 「無花果」は「いちじく」と読みます。花を咲かせずに実をつけるように見えることから、この漢字が当てられたといわれています。
- 「蕃茄」は「トマト」と読みます。外国から来たナスという意味の漢字で、現在ではカタカナで書くのが一般的です。日本では最初は観賞用として伝わりました。
- 「甘藍」は「キャベツ」、「萵苣」は「レタス」と読みます。西洋から伝わった野菜にも、それぞれ漢字の名前が付けられていました。
食卓の漢字
野菜や果物の名前には、伝わってきた場所や形、性質などを表す漢字が当てられているものが多くあります。普段はひらがなやカタカナで書くことが多いため、漢字で見るとすぐには読めないこともありますが、由来を知ると覚えやすくなります。
西方から来たもの
胡瓜(きゅうり)や胡麻(ごま)、胡椒(こしょう)などに使われる「胡」は、中国から見た西方の地域を表す字です。シルクロードを通じて伝わった作物に、この字が当てられることが多くありました。
方角の入った名前
西瓜(すいか)、南瓜(かぼちゃ)のように、方角を表す漢字が入った名前もあります。どの方角から伝わったかを表しており、野菜や果物が長い旅を経て日本にやってきたことが分かります。
地名が由来の読み
かぼちゃという読みはカンボジアに由来するといわれています。日本語には、ものが伝わってきた土地の名前がそのまま呼び名になった例がいくつもあります。
縁起のよい野菜
蓮根(れんこん)は穴が開いていることから「先が見通せる」、牛蒡(ごぼう)は根を深く張ることから「家が代々続く」といわれ、おせち料理などの縁起物として使われます。
熟字訓と当て字
檸檬(レモン)のように、外国語の音に漢字を当てたものを「当て字」と呼びます。読み方がカタカナになる漢字は、一見するととても難しく感じられますが、その分覚えたときの達成感があります。
日本で育った食文化
牛蒡の根を食べる習慣は、日本や一部のアジアの国に見られる珍しい食文化です。野菜の漢字を調べると、日本の食文化の独自性や、ほかの国との違いも見えてきます。
料理の場面で
料理店の品書きや、料理の本などでは、野菜や果物が漢字で書かれることがあります。読めるようになると、食の世界がより身近に感じられるでしょう。
旬を知る楽しみ
野菜や果物にはそれぞれ旬の季節があります。西瓜は夏、南瓜は秋から冬、苺は冬から春というように、漢字の名前と一緒に旬を覚えると、季節の移り変わりを食卓で感じられるようになります。旬の食べ物は味も栄養も豊かで、昔から大切にされてきました。