正しく使える?敬語クイズ
社会人の基本マナーともいえる敬語。尊敬語と謙譲語の違いを、本当に正しく使い分けられていますか?10問で確認しよう!
ご存知でしたか?
- 「ご苦労さま」は目上の人から目下の人に使う言葉とされることが多く、上司には「お疲れさまです」を使うのが一般的なマナーとされています。
- 「了解しました」より「承知しました」のほうが、目上の人に対して丁寧な表現とされることがあります。ビジネスメールでは「承知いたしました」がよく使われます。
- 「お名前様」のように、敬語をつけすぎた表現は、かえって不自然に聞こえることがあります。適切な敬語の量を意識することも大切です。
相手を思いやる言葉づかい
敬語は、相手への敬意や気づかいを言葉で表すための日本語の大切な仕組みです。仕事や改まった場面では特に重要で、正しく使えると相手に好印象を与えられます。一方で、種類が多く使い分けが難しいため、大人になっても迷う人が少なくありません。
尊敬語と謙譲語
尊敬語は相手の動作を高めて敬意を表す言葉、謙譲語は自分の動作をへりくだって相手を立てる言葉です。「いらっしゃる」と「参る」のように、同じ「行く」でも、誰の動作かによって使う言葉が変わります。
丁寧語と美化語
「です」「ます」を使う丁寧語は、相手に対して丁寧に話すための言葉です。また、「お茶」「ご飯」のように、物事を上品に表す言葉は美化語と呼ばれます。
敬語の5分類
2007年に文化審議会が示した「敬語の指針」では、敬語を尊敬語、謙譲語I、謙譲語II(丁重語)、丁寧語、美化語の5つに分類しました。学校で習う3分類よりも細かく整理されています。
よくある間違い
「おっしゃられる」のような二重敬語や、相手の動作に謙譲語を使ってしまう間違いはよく見られます。たとえば、お客さまに「拝見してください」と言うのは誤りで、「ご覧ください」が正しい表現です。
ビジネスでの敬語
社外の人と話すときは、自分の会社の人のことを謙譲語で表すのが基本です。上司であっても、社外の人に対しては「部長の田中が申しておりました」のように言います。
バイト敬語に注意
「こちらコーヒーになります」「よろしかったでしょうか」などの表現は、アルバイト先などで広まった言い方として、正しい敬語ではないと指摘されることがあります。
気持ちが一番大切
敬語は完璧に使うことも大切ですが、それ以上に相手を思いやる気持ちが大切です。多少の言い間違いがあっても、丁寧に伝えようとする姿勢は相手に伝わります。
メールでの敬語
ビジネスメールでは、話し言葉以上に敬語の正しさが目立ちます。「ご確認ください」「お送りいたします」など、よく使う表現を正しく覚えておくと、失礼のない文章を書けるようになります。送信前に読み返して、尊敬語と謙譲語が逆になっていないか確認する習慣をつけると安心です。